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スモークガラスの影響

スモークガラスの影響

多くの車ではリアガラスにスモークが入っています。そこでミラーカムでの影響度合いを比較してみました。

撮影はミラーカムPro2 MRC-3023のリアカメラを使用し、車外設置のカメラに透過率26%、13%、5%のフィルムをかぶせて撮影しています。

日中の映像

▼透過率100%(車外設置)

透過率26%

透過率13%

透過率5%

夜間の映像

▼透過率100%(車外設置)

▼透過率26%

▼透過率13%

▼透過率5%

▼透過率5%×13%(2枚重ね)

結論としては、日中はかなり濃いスモークでも問題ありません。しかし夜間はスモークの濃さが大きく影響します。単に暗くなるだけでなく、明るさ補正のためにややざらついた映像になります。

とはいえ5%のスモークでは普通のミラーでは夜間は後方がほとんど見えない状況ですから、それに比べるとかなり明るく映り、十分に実用的と言えるでしょう。さらに良い画質が必要であれば車外設置を検討してください。

なお実際の設置環境ではリアガラス自体の透過率や乱反射の影響があります。一般的な車では何も貼っていない状態で透過率80~70%程度です。つまりガラスにフィルムを貼ると、フィルム記載の透過率より実際はさらに低くなります。

またリアガラスが強く寝ている車種では、車内に設置するとリアガラスからやや距離ができてしまうため、リアカメラ映像に内装も写ってしまいます。このためカメラが正しく明度補正できず、昼夜問わず暗い映像になりがちです。

またリアガラス自体の汚れも画質の劣化に直結します。特に雨の後などはカメラ付近だけでも湿らせた布等できれいにしてください。またカメラレンズにも手の脂等がついていないかを確認し、製品付属のクロス等できれいに保つようにしてください。

ガラスに汚れがあると、特に夜間に光が乱反射し、光の周辺がぼわっと拡散する、光が上下に大きく伸びる等の影響が出ます。(ただし乱反射はガラスを通す以上ゼロにはできません。上写真でも、フィルム一枚通しただけで車外設置と比べ光が拡散しているのが分かります)

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