ミラーカムをダッシュボードに設置
ミラーカムは一般的には既存室内ミラーにかぶせるように設置しますが、ダッシュボードに設置することもできます。どの位置、角度に設置しても後方視界が変わらないデジタルミラーならではの設置と言えます。
この設置は特に老眼で近くのスクリーンが見にくい、という方に有効です。スクリーンから距離が取れますし、位置が下方となるため遠近両用メガネも使いやすいでしょう。前方道路からの視線の移動量が少ないのもメリットです。さらに既存室内ミラーと併用できますので、より安全な運転視界が確保できます。
他にミラーにかぶせる設置ではスクリーンへの写り込みが激しいという場合も、ダッシュボード設置にすれば、スクリーンに反射防止シートを貼ったうえで既存ミラーと併用して使うことができます。
もちろんケーブルをダッシュボード内に隠したり、動かないよう固定する等のDIYは必要になりますが、さほど難しいことはなく、使用上も特に問題になることはありません。ただし運転視界の邪魔にならないように設置しましょう。
(簡易的に試してみたいというだけでしたら、フロントガラスに立てかけるだけでもそれっぽくなります。実は上の写真はそのように立てかけているだけです。裏のフック部がちょうどいい支えになっています)
ミラーカム2/SEは本体上部のプラグが隠れる設計になっていますので、ケーブルは本体裏からダッシュボードに通せばきれいに隠せます。
日光が直接あたって反射する場合は、別売の反射防止シートを貼ってみてください。
独立フロントカメラは本体裏に両面テープ貼り付けか、ダッシュボード上に配置される方が多いようです。また法律上フロントガラスの下縁15cm以内に設置もできます(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第39条)。
通常の設置と同様にフロントガラス上部にフロントカメラを設置したい場合は、3mフロントカメラケーブル※をご用意しています。
※MRC-2022用。MRC-3023はフロントカメラケーブルの延長はできないためダッシュボードまたはフロントガラス下辺への設置をおすすめします。
なお室内ミラー自体は車検上必須のものではないため、既存室内ミラーを完全に撤去し、後方確認はダッシュボードのミラーカムのみとすることもできなくはありません。むしろ車種によっては前方の視野が大きく開け、より安全になる場合もあるでしょう。
※当社では個別の設置サポートはしておりませんので、ご自身のDIYで行ってください。
Youtubeチャンネル「HOUSE WITH GARAGE」さまが、ミラーカム2でのダッシュボード設置にトライした動画を公開されています。取付けベース等のご紹介もされています。