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ミラーカムSE MRC-1022 ユーザマニュアル

保証有効化のため、製品到着後7日以内に公式LINEでユーザ登録をお願いします。 

目次

ご使用前の注意

内容物一覧

設置(設置動画フルバージョン)

1.本体にケーブルを配線

2.設置前の動作確認

3.本体の設置

4.リアカメラケーブル配線

5.リアカメラの設置

6.電源ケーブルの配線

オプション:GPS受信機の設置

その他の注意点

車外設置について

駐車ガイドライン用赤線の配線

オプション:Proパワーケーブルの配線

使用前の準備

写り込みのないよう角度調整

表示位置の上下調整

画面表示とボタン

設定メニュー

再生メニュー

パソコンでの動画再生

タイムラプス監視

トラブルシューティング


ご使用前の注意

  • 写り込みを防ぐため、ご使用前に上下の角度調整を行ってください。
  • microSDカードは2週間に1度を目安にフォーマットを行ってください。設定メニュー内の「SDカードフォーマット」でフォーマットできます。 
  • 設置関連費用、使用上問題のない程度の本体のキズやスレ、改造やマニュアル記載以外のご利用法による動作不良は保証の対象外となります。ご了承ください。

免責事項について

お客さままたは第三者が、この製品のご使用、使用中に生じた故障、その他の不具合またはこの製品の使用によって受けられた損害については法令上の賠償責任が認められる場合を除き、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。


内容物一覧

①ミラーカムSE本体(16GBmicroSDカード挿入済)
②スクリーン拭き取りクロス 
③7mリアカメラケーブル
④シガーソケット電源ケーブル(12~24V対応、3.5m
⑤ゴムバンド(長)
⑥ゴムバンド(短)
⑦リアカメラ+車外用ブラケット
車内用ブラケット ※カメラとは別袋になっていますのでご注意ください
⑨内張り剥がし(2種)
⑩ユーザマニュアルURL案内+保証書

※内容物は状況により予告なく変更になる場合があります。 


設置

本ページではリアカメラを車内に設置する方法をご説明します。まったく初めての方でも30分くらいでできる作業です。(→車外設置について

参考:リアカメラは車内と車外どちらがいいか?

まずは下記の設置動画をご覧頂き、全体の概要をつかんでください。

※注:動画はミラーカム2用のため、当製品にはないフロントカメラとGPSの設置パートがありますが、そこは飛ばしてご覧ください。

設置動画フルバージョン(5分38秒)

※当社では個別の設置作業に関するサポートはしておりません。自力で設置するのは無理と思われた方は 設置業者さんを探す をご参照ください。 

1.本体にケーブルを配線

まず、ミラーカム本体にケーブルを配線します。下の本体裏面図を参照しプラグをそれぞれの位置にさしてください。MicroSDカードは納品時に本体挿入済です(SDカードを抜き差しする際は、本体を室内ミラーから外し、ケーブルプラグも外した状態で行ってください)。

※GPSは別売です。GPSがない場合は該当プラグに何も挿さないでください。

各プラグは奥までしっかりと挿し込んでください。
本体表面の保護シートにもケーブルの位置が記載されていますので、参考にしてください。


2.設置前の動作確認

いったんこの時点でリアカメラの動作確認を行ってください。(ケーブル敷設後に動作不良が判明すると手間がムダになってしまいます)

リアカメラを7mリアカメラケーブルにつなげ、シガーソケット電源ケーブルを車のシガーソケットにつなげます。
車のエンジンをかけ、ミラーカム本体のスクリーンにリアカメラの映像が映れば確認終了です。

車のエンジンを切り、シガーソケット電源ケーブルを車のシガーソケットから外し、リアカメラも7mリアカメラケーブルから外してください。設置作業を再開します。


3.本体の設置

上図のように、既存室内ミラーに本体をかぶせるように設置します。本体の上下フック+付属のゴムバンドでくくりつけて固定します。

付属のゴムバンドは長短2種類入っていますので、適切な長さのバンドを利用してください。どうしても長さが不足する場合は、2種を結束バンド(100円ショップで買えます)等でつなげて使用してください。

ゴムバンドをくくりつけるミラーカム本体フックは上下に柔軟性があり、室内ミラーがミラーカム本体よりも多少縦に大きくても取付自体は問題なく行えます。

▲設置時横面:できるだけ室内ミラーとミラーカム本体の上辺の高さを合わせるようにしてください。ミラーカム本体が上部に出っ張ると、車種によってはミラーの角度調整がしにくくなります。

室内ミラーのステーが長くケーブルが目立ってしまう場合は、結束用ワイヤ(もともとケーブルを束ねてあった黒い針金状のもの)を使いケーブルを1本にまとめ、ステーの裏をはわせるようにして天井部まで持って行くときれいにケーブルを隠せます。

上図では←部分の裏側にケーブルを這わせ、後ろの黒いボックスにそのままケーブルを埋め込んでいます。このようにすると表側からはまったくケーブルが見えません。


4.リアカメラケーブル配線

次にリアカメラケーブルの配線です。下の動画をご覧ください。(1分43秒)

このように、指先と「内張りはがし」(映像中のオレンジ色のバールのような工具。本製品に同梱されています)でリアカメラケーブルを内装のすき間に埋め込んで隠すようにして配線します。

車種によってはしっかりと内張りをはがさないといけない場合もありますが、大多数の車では単にすき間に埋め込むだけできれいに配線できます(ただし埋め込みは丁寧に行ってください。雑に強引に押し込むと、ケーブル内部が断線する恐れがあります)。

ドアのゴムパッキン部は簡単にケーブルを埋め込めますので、ここをうまく使うと楽にきれいにケーブルを後部に持っていけます。パッキンを外さなくても、下図のようにパッキンの端にケーブルをはめ込むだけでも十分隠せます。

この作業でリアカメラケーブルを、リアガラス付近まで配線します。

注:リアカメラケーブルの長さが不足する場合は、オプションの10m/15mケーブルをご利用ください。

蛇腹の処理

ハッチバック車などでリアガラスまでの経路に蛇腹ホースがある場合、無理にホースを通さなくても上写真のようにくくり付けるだけで、ほとんどの場合は問題ありません。ケーブルを束ねていた黒ワイヤを使って蛇腹ホースにケーブルをくくりつけます。
上写真ではパッキン部分にケーブルが乗っていますが、この箇所は通常は柔らかく沈み込み、また直接雨が当たる場所ではないため、ケーブル自体が圧迫されたり漏水の原因になることはまずありません。
念のためゆっくりとハッチバックを開閉させてみて、リアカメラケーブルが強く圧迫されるような所がないかどうかを確認してください。


5.リアカメラの設置

リアカメラは付属のブラケット+両面テープで貼り付けます。ブラケットは車内用と車外用の2種類がありますので注意してください。

車内用ブラケットは下図のように使用します。

車内ブラケットは上図の通り、ヒンジ部のみネジ止めします(上図の「ネジ止めしない」と書かれた箇所までネジ止めすると、リアカメラにブラケットを固定する両面テープが一部はがれて浮き上がりやすくなります)。

上図のようにリアカメラをリアガラスの適切な位置に、付属の両面テープで貼り付けます。

  • ただし付属の両面テープは非常に強力で貼り直しが難しいため、最初はビニールテープ等で仮止めし、実際の映像を確認して最終的な設置位置を決めることをおすすめします。
  • リアカメラは必ずリアガラスに直接貼り付けてください。リアダッシュボードや天井部等に付けるとリアガラスから距離が出るため内装が写り込み、安定した映像が得にくくなります。またシボ入の樹脂部などでは接着力が足りず脱落しやすくなります。(どうしても天井樹脂部分にしか付けられない場合は、脱落防止のため車外用ブラケットでねじ留めをおすすめします)
  • 多くの場合はリアガラスの中央一番上辺りが適切です。リアワイパーがあればその範囲内にしましょう。
  • 上下角度も適切に調整してください。再生映像でカメラ視野全体を見て、カメラが上向きすぎ、下向きすぎになっていないかを確認してください。内装ができるだけカメラ視野内に入らないように、後続車が録画映像の上下中央付近に来るように角度調整しましょう。

▼×悪い設置の例

上記ではカメラが下を向きすぎ、内装が写り込んでしまっています。この状態ですとカメラが明るさやコントラストを適切に調整できません。

▼〇良い設置の例

上記ではカメラ視野内に内装がまったく写り込んでいないため、明るさ補正が適切に行われます。後続車も上下中央付近に来ており歪みが少ないリア映像になります。

  • 上下角度が決まったら、使用時に角度が変わらないようにネジをしっかり締めてください。(ネジが緩みやすい場合はアロンアルファ等の瞬間接着剤をヒンジ部に流し込み完全に固定してください)
  • 車種によってはガラスの熱線がどうしても写り込みますが、映像では熱線はボケて写るためさほど気になりません。また上下位置を適切に調整することで、写り込みをできるだけ減らすことはできます。
  • リアカメラはレンズ部に青い保護ビニールが貼られています。必ずはがしてお使いください。

リアカメラに生えている短ケーブルと、前項で後部まで配線したリアカメラケーブルをつなげます。コネクタを差し込むだけですので、つなげるのはリアカメラ設置前でも設置後でもどちらでも構いません。コネクタは奥までしっかり差し込んでください。

注:リアカメラケーブルの赤い線は、駐車ガイドライン表示用です。後述する駐車ガイドライン表示が不要の方は配線不要です。詳しくは 駐車ガイドライン用赤線の配線 欄をご参照ください。


6.電源ケーブルの配線

次にシガーソケット電源ケーブルの配線です。下の動画をご覧ください(1分6秒)

多くの車では天井部分に隙間があり、そこにケーブルを入れて配線できます。

続けてドアのゴムパッキンにリアカメラケーブルと同じ要領でケーブルを埋め込んでいきます。ダッシュボード下部まで持ってこれれば、あとはフロアシートの下に敷くかダッシュボード下部パーツに適当に埋め込んでシガーソケットの位置まで配線します。(ダッシュボード下部を通す場合、既存のケーブル類に結束バンド等で束ねて留めると垂れ防止になります)

補足

  • 電源ケーブルの長さが足りない場合は、市販のシガーソケット延長ケーブルをお使いください。アマゾン等でご注文頂けます。USBプラグ側の線を延長すると電圧不足の原因になりますので、必ずシガーソケット側を延長してください。
  • シガーソケットを使わずヒューズボックス等から電源を取りたい場合は ヒューズボックス電源への接続 をご参照ください。(ミラーカム本体の定格入力は5Vです。シガーソケット電源ケーブルで12V→5Vの降圧を行っていますので、アダプタを介さず車の12V電源を直接本体につなげると一瞬で壊れます)
  • オプションのProパワーケーブルで給電する場合は後述の オプション:Proパワーケーブルの配線 をご参照ください。

 

以上で設置作業は完了です。
エンジンをかけ、ミラーカムが正常に動作することをご確認ください。 


オプション:GPS受信機の設置

別売のGPS受信機を使用可能です。GPSのプラグを本体のピンジャックに挿してください。

※ミラーカムシリーズ他機種に付属のGPS受信機も流用可能です。ただしI型のストレートプラグのものは上部が干渉するため設置しにくくなります。別売のL型プラグのGPSをご利用ください。

GPS受信機はミラーカムのすぐ近くのフロントガラス上部か、電源ケーブルと同じ要領でダッシュボードまで配線した上で両面テープで貼り付けます。室内ミラー背面に貼り付けても受信できます。また表裏どちらの面でも受信可能です。

余ったケーブルは天井部または室内ミラー裏等に束ねて隠してください。

※GPSは電波なので、直接太陽光が当たらないような場所でもある程度受信可能です。薄い樹脂程度でしたら貫通します(金属は通しません)。このためAピラー内またはダッシュボード内に隠してもある程度受信可能です(カーナビと異なりある程度受信精度が下がっても実用上大きな問題がないため)。ただしこの場合は設定の「GPS情報」を確認し、問題なく受信できていることを必ずご確認ください。


その他の注意点

  • リアカメラケーブルが余って隠したい場合は、内装奥に入れ込んでください。特に気にならなければリアダッシュボードに束ねて置いておいても問題ありません。
  • 一度内装に埋め込んだケーブルを再度引き出す必要がある際は、ゆっくり丁寧に(必要に応じ内張りはがしも使用し)行ってください。強引にひっぱり出すとケーブル内部が断線するおそれがあります。
  • リアカメラをガラスからはがす必要がある際は、添付の内張りはがしをヘラのように使い、ゆっくり丁寧にはがしてください。強引にはがすとブラケットが変形して再利用できなくなったり、両面テープの粘着剤がガラスに残ってしまう場合があります。(ガラスに残った粘着剤はアルコール除菌シート等で湿らせながら拭き続けると時間はかかりますが取れます)

車外設置について

  • 車外設置は車外までリアカメラケーブルを通すのに手間がかかり難しいことが多いため、初心者には困難です。ご自身で車をよく整備される方以外は専門の設置業者さんへ依頼するか、車内設置を行ってください。ただしテスト的な簡易設置でしたら初心者でも十分可能です。
  • 車外設置の場合は、ナンバー付近等の低い位置ではなく、スポイラー下などのできるだけ高い位置に設置することをおすすめします。設置業者さんに依頼する場合は、何も指定しないとナンバー付近に設置されますので、事前に「できるだけ高い位置に付けてほしい、例えばスポイラー下など」と伝えてください。リアカメラは車内と車外どちらがいいか?の内容を事前に見せて確認してもらうことをおすすめします。
  • 車外設置の場合は車外用ブラケットを使用して設置してください。リアカメラ本体はIPX7防水仕様です。リアカメラを車外に取り付ける以外の手順は車内設置と共通です。
  • ブラケットを使わず車体に直接貼り付けると角度調整ができなくなります。結果としてカメラが明るい空を向くことで明るさ補正が入り映像が暗くなる、後車のヘッドライト直射を受けてまぶしい等の問題が起きやすくなります。最適な画質を得るためには、できるだけ添付のブラケットを使い、角度調整可能な状態にしておくことをおすすめします。

駐車ガイドライン用赤線の配線

※駐車ガイドライン表示が不要の場合はこの配線は不要です。読み飛ばしてください。

リアカメラケーブルの赤線を後退灯(ギアをリバースに入れた場合に点灯するライト)の線に接続することで、後退時に駐車ガイドラインを自動的に表示させることができます。
またその際のリアカメラ画角は通常時とは別に設定できますので、通常時は真後ろを映し、後退時は自動的にリアカメラの下部の映像を表示させて駐車を行いやすくすることができます。

※多少の技術、知識が必要になりますので、下記を読んで理解できない場合は当配線は行わないでください(または専門業者さまにご依頼ください)。当機能を使わなくても、都度指でスクリーン上下スライドさせれば下部の映像を任意に表示させられますし、これ以外の機能も問題なく使えます。またこの部分だけ後で配線を行うこともできます。

配線方法

  1. リアカメラケーブルの赤線(芯線直径0.5mm、+極)を後退灯のプラス線(リバース時にのみ+が流れるもの。必ずテスターで検証してください)に合流させます。
  2. 作業完了後に必ずギアをリバースにした際に駐車ガイドラインが正しく表示されることを確認してください。
  3. 駐車ガイドライン表示時にスクリーンを上下スライドさせることで、駐車ガイドライン表示時の上下表示位置を通常時とは別に設定することができます。下向きに設定すれば、リバース時のみ下方向を自動的に向くように表示できます。

ご注意:

  • ごくまれに後退灯プラス極の電流が低い、または間欠的に電流が流れる等で当機能が正常に使えない車両があります(ガイドライン表示と通常カメラ表示がパカパカと交互に表示される等の症状が起きます)。この場合、当製品側での対応は難しいため、赤線の接続を外してお使いください。
    それでもどうしても対応させたい場合は、別系統の電源からリレースイッチ等で行うことも可能ですが、その場合はプロの設置業者様にご依頼ください。当社ではサポートできませんが、ようは赤線にバッテリーの12/24V+が入力されれば表示されます。シガーソケットやヒューズボックスのプラス極に赤線を接触させる等で簡単にテストできます。
  • 間違えて後退灯ではなくテールランプにつなげないようにご注意ください。テールランプにつなげてしまった場合はエンジン始動後すぐに(リバースに入れなくても)駐車ガイドライン線が表示されてしまいます。

オプション:Proパワーケーブルの配線 

タイムラプス監視録画を行いたい場合は、別売のProパワーケーブルを接続する必要があります。接続を行う前に、まず先に下記ページをよくお読み頂き、ヒューズボックス接続の一般的な流れを把握してください。

ヒューズボックス電源の接続

※先に標準添付のシガーソケット電源ケーブルを使用し、ミラーカム本体およびカメラが問題なく動作することを確認してから行うことをおすすめします。

:常時電源ヒューズに接続
:ACCヒューズに接続
:車のアース(マイナス極)に接続

ミニUSBプラグ:ミラーカム本体に接続
GPS接続ソケット何も接続しないでください(本製品ではGPSは本体に直接つなげます)

ご注意:

  • 必ず黄、赤、黒のすべての線を接続してください。各線の役割は 黄:電源プラス極、赤:ACCオンオフ検知、黒:電源マイナス極 です。3本すべて接続しないと正常に動作しません。
  • 標準添付されているヒューズは15Aミニ平型です。接続する元のヒューズと形状やアンペア数が異なる場合は、適切なヒューズ電源ケーブルに付け替えが必要です。
  • ミニ平型は低背ヒューズソケットにも通常そのままささります。特にぐらつきもなく、ヒューズボックスのフタがきちんと閉まるようでしたらそのまま使用しても特に問題はありません。
  • 標準添付のヒューズ内の線は、下図のようにヒューズの先側に結線されています。
  • 線の長さが不足する場合は、黄赤黒の12V線側を市販のリード線で延長してください。(ミラーカム本体側の線を市販のUSBケーブル等で延長すると、電圧保護機構が正しく動作しなくなる場合があります)
  • Proパワーケーブルには過電流保護機構がついていますので、Proパワーケーブル側に保護用の別のヒューズを付ける必要はありません(付けても問題はありません)。

操作コンソール

操作コンソールは車のAピラー部や天井、フロントガラス上部、室内ミラー背面等の運転の邪魔にならない位置に付属の両面テープで貼り付けてください。操作コンソールは常に確認する必要はないので、フロント天井の隙間に隠してしまっても問題ありません。

操作コンソールのボタン

長押し:電源ON/OFF。OFFにするとLEDが消灯します。長期間車を使用されない場合はこのボタンで電源を元から切ってください。通常使用時はこのボタンは使わず、車のACCのオンオフでミラーカムをオンオフするようにしてください
短押し:H(12.4V)/M(12.0V)/L(11.8V)の電圧保護値を変更できます。車のバッテリー電圧が設定値以下に下がると強制的に電源供給を遮断します

操作コンソールのLEDインジケータ

  • 運転時(ACCオン):点灯
  • エンジン(ACC)OFF で電源オフにした場合:ゆっくり点滅
  • コンソールのボタン長押しで元から電源を切った場合:完全に消灯
  • バッテリー上がり保護機構により電源強制遮断された場合:完全に消灯

 

一通り設置が終わったら、エンジンをかけミラーカムが正しく点灯すること、エンジン(ACC)オフでミラーカムが自動シャットダウンすることを確認できれば設置成功です。


使用前の準備

写り込みのないよう角度調整

使用前にスクリーンを上下に傾けて、写り込みのない角度に調整してください。(この際ミラーカム本体に強い力をかけないで、土台の室内ミラー側を持って調整するようにしてください。ほとんどの既存室内ミラーには下に角度切替レバーがありますので、それも角度調整に利用できます)

通常の室内ミラーと同様にミラースクリーンを真後ろに向けてしまうと、後部からの写り込みで非常に見にくくなります。
スクリーンはやや上、または下に向け、外光が直接写らない角度に調整してください。また左右の角度も運転席から見やすいよう調整してください。液晶スクリーンの特性上、見る人の方向に向けたほうが明るさもコントラストもより良くなります。

参考:スクリーンの写り込みを減らすには

どうしても写り込みが気になる場合は別売の反射防止シートをご利用ください。

後部座席のお子さまの様子をご確認されたい場合等は、やや下向きに角度を調整してみてください。上部ベゼル部分も鏡になっていますので、適切に角度調整すればリアカメラ映像を見ながら上部ベゼル部鏡で後部座席の様子も確認することができます。(必要に応じ本体下ボタンを短押しで画面が消灯し全面ミラーに切り替わります)


表示位置の上下調整

スクリーンを指先で上下スライドさせることで、上下の表示位置を調整できます。
いったん調整した上下位置は記憶され、次回使用時にも同じ位置で表示されます。

※通常表示時とズーム表示時、さらに駐車ガイドライン表示時は、上下位置の設定はそれぞれ別々に記憶されています。
※もともとカメラ自体は上下にも広角に撮影を行っており、スクリーンが縦に短いため画面上下をトリミングして表示しています。このため上下表示位置の設定は、実際の撮影映像には影響を及ぼしません。


画面表示とボタン 

※画面表示やレイアウトは、ファームウエアのバージョンにより変更になる場合があります。

下アイコン表示

画面のどこかをタップすると下アイコンが表示されます。
アイコンは左から

  • 設定メニュー (いったん録画を止める必要があります)
  • 再生メニュー (いったん録画を止める必要があります)
  • 録画:タップで録画、録画中止を切替(起動時は自動的に録画開始されます)
  • 写真:現在カメラが映している映像を写真として保存
  • 音声ON/OFF:タップで音声記録のオンオフを切り替えます
  • 上書き保護録画:タップするとアイコンが黄色表示になり、上書き保護録画になります(1分間)
  • ズーム:タップでズーム表示、通常表示を切り替えます。ズームは設定「後カメラズーム設定」であらかじめ設定されたズーム率で表示されます(初期状態ではズーム設定されていません)。上下の表示位置もズームと通常時では別々に設定できますので、上下表示位置の切替ボタンとして使うこともできます(タップで一番下を映すようにする等)

右下小アイコン表示

左から
GPS接続有無、衝撃監視(オンの場合のみ表示)、録画時間、録音有無、SDカード有無

※当項目は設定により表示アイコンの有無が変わります。また設定「アイコン表示:オフ」により表示を消すことができます。

左上

 赤丸表示時:通常録画中
● 黄丸表示時:上書き保護録画中
数字は録画時間です。録画時間は設定により1~3分でローテーションされています。

※当項目は設定「アイコン表示:オフ」により表示を消すことができます。

右上

時間、年月日、曜日

※当項目は設定「日時表示:オフ」により表示を消すことができます。

左下 ※別売のGPS接続時のみ

方角、速度表示(GPSによる情報)

※当項目は設定「方角速度表示:オフ」により表示を消すことができます。

中央上

中央上をタップすると輝度調整バーが表示されます。左右スライドで調整できます

本体下ボタン

短押し:画面消灯し全面ミラーに。録画は継続しています。再度短押しで再点灯。
長押し:電源オフ。NEOTOKYOロゴが出てシャットダウンされ、録画も終了されます。再度長押しで再起動します。

※通常使用ではこの長押しで電源オフする必要はありません。エンジンオフでシガーソケットへの通電が切れミラーカムも電源オフになります。短押しでの画面消灯と見た目上の区別がつきにくく車両バッテリーを消耗するおそれがあるため、ボタン長押しでの電源オフはできるだけ行わないでください


設定メニュー

  • 設定メニューに入るには先に録画を止める必要があります。本体下アイコン左から3番めのをタップし録画を止め、次に一番左の歯車アイコンをタップすると設定メニューに入れます。
  • 当製品は、特に設定を行わなくても使用可能です。初期状態で、一般的なご利用方法で最適と思われる設定になっています。
  • 設定内容の意味が理解できない場合は設定を変更しないでください。もし設定がおかしくなったと思われる場合は、「設定初期化」で工場出荷時の元の設定に戻してください。
  • ファームウェアバージョン:SINGLE_20220107_V02

 

ループ録画:指定した長さで録画ファイルが分割記録されます(→ ドラレコの録画が分単位で別ファイルになっている理由

録音:音声記録のオン/オフ

操作音:操作音のオン/オフ

音量:本体スピーカー音量の調節

タイムラプス監視 ※Proパワーケーブル使用時のみ

  • タイムラプス監視使用:オンにするとエンジンオフ時にタイムラプス常時監視モードに移行します。タイムラプス常時監視を使わない場合はオフにしてください
  • タイムラプス時間:12時間/24時間切替
  • タイムラプスレート:「1フレーム/秒」にすると1秒あたり1フレーム(画面)を記録します。「5フレーム/秒」にするとデータが増え、SDカードメモリをより大量に必要としますのでご注意ください。

衝撃監視 オンにすると駐車時(電源オフ時)に衝撃を検知して10秒の自動録画を行います。感度設定:オフ/高/中/低

※本機能は本体内蔵のスーパーキャパシタを使用して行われますが、容量が少ないため1駐車時あたり最大2回までしか衝撃監視録画できません(バッテリーは発火の危険性があるため内蔵しておりません)。別売のProパワーケーブルを使用の場合は、車のバッテリーを使用するためProパワーケーブルの保護電圧設定値に達するまで何度でも衝撃監視録画可能です。
※乗降車時のドア開閉の衝撃により「衝撃監視」が起動する場合があります。その場合は感度(高/中/低)を調節してください。
※タイムラプス監視との併用はできません。どちらもオンにした場合、タイムラプス監視が優先されます。
※駐車時に衝撃監視が作動すると、次のミラーカム起動時に警告メッセージが表示されます。

Gセンサー感度:運転時(電源オン時)の衝撃検知センサーの感度設定。作動中に衝撃を検知すると上書き保護録画モードになり、画面左上の●が黄色になります。オフ/高/中/低。
※タイムラプス監視録画時もこちらの設定が有効になります

日時設定日付と時刻を設定します。GPS接続時はGPSから正確な日時情報を取得しますので、手動で設定する必要はありません。

日時表示:スクリーン上の時計/日時表示ON/OFF ※即座には消えず、通常表示時に5秒後にアイコンと一緒に消えます

時間表示形式:時間表示12/24時切り替え

言語操作言語の切り替え

画面オフ時間指定した時間で画面が自動消灯します(1/2/3分)。スクリーンを消灯しているだけですので録画は継続しています。本体下のボタンを短押しで再点灯します。

GPS情報GPS受信状況の表示。GPSが正しく受信できている場合は、緑のバーがいくつか表示されています。※GPS接続時のみ

タイムゾーン設定:(日本時間のGMT+9:00 に合わせてください)※GPS接続時のみ

方角速度表示:スクリーン左に表示されている「方角+速度表示」オン/オフ※GPS接続時のみ

速度単位Km/h、mph切り替え ※GPS接続時のみ

速度警報設定:設定した速度を超えると警告音が鳴ります。※GPS接続時のみ

録画自動再スタートオンにすると何も操作しない状態が30秒続くと自動的に録画を開始

ロックファイル上書き:オンにすると上書き保護されたファイルも、専用のデータ領域※がいっぱいになると自動的に古いファイルから上書き ※SDカードの20%程度を上書き保護ファイル用の領域としてあらかじめ確保しています

リアカメラ鏡像:リアカメラ鏡像/正像の切り替え

上下反転表示:リアカメラ上下(天地)反転表示の切り替え

駐車ガイドライン:駐車ガイドライン線の表示有無を指定します。駐車ガイドライン用の配線を行っていない場合はこの設定は無効です

駐車ガイドライン調整:駐車ガイドラインの位置を任意に設定できます。設定完了後は左上の[<]をタッチして元の画面に戻ります

後カメラズーム設定:ズームボタンを押した際のリアカメラのズーム率を設定します。+で拡大、ーで縮小。上下の表示位置も、ズームしていない通常表示時とは別に設定できます。設定完了後は左上の[<]をタッチして元の画面に戻ります

アイコン表示:画面右下のアイコン表示と左上録画時間表示のオン/オフ

設定初期化当設定内の設定値を工場出荷時の値に戻します

SDカードフォーマット:microSDカードをフォーマットします。録画を確実に行うため、フォーマットは2週間に一度程度行ってください。また新しいSDカードを使う前には必ずフォーマットを行ってください。(ドラレコで定期的なSDカードのフォーマットが必要な理由)

バージョン:ファームウェアのバージョンが表示されています


再生メニュー

※再生メニューに入るには先に録画を止める必要があります。本体下アイコン左から3番めのをタップし録画を止め、次に左から2番目の再生メニューアイコンをタップすると再生メニューに入れます

左側アイコン:上から

  • 通常録画(タイムラプス監視録画もここに入ります)
  • 上書き保護録画(衝撃検知/監視録画もここに入ります。タイムラプス監視録画中に衝撃が検知された場合もその箇所のファイルのみここに入ります)
  • 写真

各ファイルは時系列に新しいものから並んでいます。ファイル一覧を指先でスクロールさせ、ファイル名をタップするとその録画内容が再生されます。ファイル名は[録画開始された日時+R]になっています。

任意の動画ファイルが選択されている際に、一番右のカギマークをタップするとそのファイルが上書き保護になります(ただしファイル保管場所は「通常録画」のままです)。その下のゴミ箱マークをタップするとそのファイルが削除されます。

タイムラプス監視のファイルも、一見通常録画と同様に一覧表示されていますが、再生すると早回しのように再生されます。またタイムラプス録画は音声は記録されていません。


パソコンでの動画再生

新たにソフトをインストールしなくてもTS形式に対応した動画閲覧ソフト(Windowsメディアプレイヤー、QuickTime等)で再生できます。

GPS情報を連動させて動画を確認したい場合は、下記からそれぞれのパソコンでGPSプレイヤーソフトをダウンロード/インストールしてください。ダウンロードファイルは.zip形式で圧縮されており、いったん解凍が必要です。

Windows用 Mac用(M1プロセッサ非対応)

※パソコン上で動画再生を行う場合、microSDカードをUSBアダプタ経由で接続していると転送速度が遅く、再生がスムーズに行われない場合があります。その場合はSDカードのデータをいったんパソコンのディスクにコピーしてから再生してみてください。


タイムラプス監視

Proパワーケーブル使用時に設定のタイムラプス監視をオンにすると、タイムラプス監視機能が使えるようになります。

その場合、エンジンを切りミラーカムの電源がオフになる前にスクリーンにメッセージが出て、タイムラプス録画に自動的に移行します。再度エンジンをかけるとタイムラプス録画はその時点で終了し、通常録画に復帰します。

タイムラプス録画は1秒に1コマのコマ落とし録画を行うことでデータ容量と電力の節約を行い、長時間録画を可能にしています。この仕組みのため、1ファイルあたり録画される時間は通常録画の30倍の30分となります(通常録画は1秒間に30コマですがタイムラプス録画は1秒1コマのため)。

実際に経過している時間は、動画左下に記録されているタイムスタンプで確認できます(本体での再生では画面が小さく分かりにくいと思いますが、パソコンで見ると日時がはっきり記録されています)。

タイムラプス録画された動画ファイルは、再生メニューでは通常録画と同様に扱われ一覧表示されています。タイムラプス録画中に衝撃を検知した場合は、通常の録画時と同様にその箇所のファイルだけが「上書き保護録画」に入ります。

ご注意:

  • タイムラプス録画開始/終了前後は車の乗り降りやドアの開け閉めによる衝撃検知で「上書き保護録画」に入りやすくなります。
  • タイムラプス録画は前述の通り1ファイルあたりの録画時間が30分程度と長く、その間に一度でも衝撃検知されると「上書き保護録画」となります。このため通常録画より「上書き保護録画」に入る可能性が高くなります。

タイムラプス録画は前述の通りコマ落としで録画されているため、再生時は早送りのように再生されます。


トラブルシューティング

▼電源関連

Q. 電源が入りません
A. まずシガーソケットプラグ上に緑色ランプが点灯していることをご確認ください。点灯していなければ通電していません。シガーソケット部とミラーカムとの接続部プラグを何度か抜き差しして接触をご確認ください。また車側のシガーソケットのヒューズが切れている可能性もありますので、別のシガーソケット接続製品があればそれで通電しているかご確認ください。
シガーソケット分配器を使っている場合は、電圧が不足する可能性があります。一度シガーソケット直で起動するかどうかご確認ください。

Q. シガーソケット電源ですが、エンジンを切ってもミラーカムの電源が切れません
A. 一部の輸入車等では、エンジンを切ってもシガーソケットが通電したままになります。この場合は都度シガーソケット電源プラグを抜くか、ヒューズボックスからの給電に変更することをおすすめします。(本体下のボタン長押しでもシャットダウンできますが、短押しでの画面消灯(録画は継続しています)と見た目上の区別がつきにくくバッテリーを消費してしまう可能性があるためおすすめしません)

Q. リアカメラが表示されなくなったり、勝手に再起動したりします。なお電源は別のUSBを使っています
A. 当製品添付のシガーソケットケーブルは出力が5V/3Aですが、通常のUSB規格は0.5-1A程度しかありません。電力が不足するため正常に動作いたしません。必ず製品添付のシガーソケットケーブルを使用してください。

▼リアカメラ関連

Q. 「リアカメラ接続不良または電圧不足です!」と出ます。リアカメラ映像が出ません
A. リアカメラケーブルの接続部の接触不良、またはシガーソケット電源の電圧不足の可能性があります。リアカメラケーブルのプラグ(ミラーカム本体側、リアカメラ側の両方)を一度抜き差しし、奥までしっかりささっていることをご確認ください。また同様に、シガーソケットケーブルの接続部も何度か抜き差しして接触をご確認ください。

Q. リアカメラケーブルの長さが足りません
A. オプションの10m/15mケーブルをご利用ください。

Q. 映像が緑青っぽいです
A. カメラレンズに保護ビニールがついたままになっていないかご確認ください。

Q. 昼間にリアカメラの映像が暗い、または見にくいです
A. まずカメラレンズに保護ビニールがついたままになっていないかご確認ください。次に液晶スクリーンに写り込みのないよう角度調整を適切に行ってください。液晶スクリーンの輝度が最大になっていることもご確認ください。
またリアカメラが上向きに設置されていると明るい空に合わせて明度補正され映像全体は暗くなりがちになります。カメラをやや下向きにしてみてください。

Q. 夜にリアカメラの映像が暗いです。リアカメラは車内に設置しています
A. まずカメラレンズに保護ビニールがついたままになっていないかご確認ください。
車内設置の場合、リアガラスのスモークが濃かったり、リアガラスが強く寝ていると暗くなりがちです。スモークが濃い場合はカメラ部分のみスモークフィルムを切り取ることを検討してください。リアガラスについては リアカメラは車内と車外どちらがいいか? もご参照ください。

Q. 夜間、特に暗いところを走るとリアカメラ映像がざらつきます。リアカメラは車内に設置しています
A. リアカメラでは夜間にも明るめに見えるようセッティングを行っております。これはリアガラスはフロント側に比べスモーク色が入っており、また常にヘッドライトに照らされる前面と比べ所与環境的にもともと暗いことに対処するためです。ただしこの人工的な明度向上処理の代償として、どうしてもざらついた映像になる場合があります。(夜間に撮影した写真をフォトレタッチソフト等で明るくしてみていただくと、同じようになるのがお分かりいただけると思います)

※スモークフィルムの影響度合いを確認したい場合は、テストとしてリアカメラをフロントガラスに付けて違いを確認してみてください。

Q. 夜に後車のヘッドライトの光などがボヤっと白く拡散したり、縦に大きく伸びて映ります
A. ガラス面の
光の乱反射によるもので、リアガラスまたはリアカメラレンズが汚れている可能性があります。湿らせた清潔な布できれいに拭いてみてください(ただし車内設置の場合は完全になくすことはできません。どうしても気になる場合は車外設置をご検討ください)。
車外設置の場合はリアカメラのレンズに細かな傷がついている可能性があります。レンズ表面を触ってつるつるしておらず「ギシッ」とする感触であれば傷がついています。その場合は根本的な解決はカメラ交換しかありませんが、レンズ表面にガラスコーディング剤を塗ることで改善される場合もあります。

Q. リアカメラの映像がゆっくりゆらゆら揺れます
A. リアカメラが設置されている土台がやわらかい素材(樹脂やファブリック等)の場合や、ブラケットの使用方法が間違っていて剛性が不足する場合に起きます。実際の揺れはもっと高速なビリ付きですが、カメラのフレームレートとの兼ね合いで動画で見た場合はこのようなゆっくりした揺れに映ります。マニュアルの該当箇所を確認し、ブラケットを正しく使用してリアガラスのような硬い土台に直接貼り付けてください。

Q. リアカメラ映像が白黒になります。リアカメラはミラーカムProのものを使っています
A. リアカメラはミラーカムProのものとは互換性がありません。またフロントカメラやケーブル等も含め、すべてなんらかの改善が行われており、他製品のパーツの流用は本来の性能を発揮できないばかりか、故障の原因になる可能性もあります。必ず本製品付属のパーツを使って設置を行ってください。

Q. 設定した上下画角やズーム設定が、電源を入れるたびにもとに戻ってしまいます
A. 設定の「SDカードフォーマット」を行ってみてください。上下画角やズームの設定はSDカード内に記録されているため、SDカードを入れていなかったり正しくフォーマットされていないと設定が保存されません。

Q. 起動時にリアカメラ映像が緑色になります。いつもではなく、しばらくすると解消します
A. リアカメラの自動露出(明るさ)調整機能が効き始めるまでの間、まれにそのような状況が起きることがあります。ほとんどの場合は数十秒経つか車が移動し映像の風景が変わることで正常な映像に戻ります。
ただリアガラスの色や駐車環境によりこの頻度が高くなるケースがあります。また早朝や夕方はセンサーが昼と夜の区別をつけにくい状態のため、頻度や正常に戻るまでの時間が増える場合があります。
頻度が高い、または緑色が長時間直らない場合は別のセッティングのカメラに交換させて頂きますのでご連絡ください(ただし交換品のセッティングではこの状況を防ぐため、全体的にやや暗めの映像になることがありますがご了承ください)。

Q. リアワイパーが無いまたは車外設置で、雨天時に水滴が付いて見にくくなります
A. リアガラスまたはリアカメラレンズにガラコ等のガラスコーディング剤を塗ると大きく改善できます。レンズには特にバックカメラ用のコート剤が有効です。

▼駐車ガイドライン表示

Q. 駐車ガイドライン用の赤線の長さが足りません
A. 12Vが通電可能な適切なリード線で延長してください。同じ芯線直径0.5mmのケーブルをおすすめいたします。

Q. 駐車ガイドライン表示時に画面が自動的に下を向きません
A. 駐車ガイドラインが表示されている時に、上下スライドで任意の位置に設定してください。設定内容は記憶されます。

Q. 後退時にガイドライン表示と通常カメラ表示がパカパカと交互に表示されます
A. リアカメラケーブル赤線の結線を再度よくご確認頂き、テスターでリバース信号が確実に来ていることをご確認ください。まれに車両の状況により後退灯部の電圧または電流が低い、または間欠的にしか電流が流れないことにより当現象が起きる場合があり、その場合は製品側では対応できません※ので、リアカメラケーブル赤線を外してご利用ください。製品側に不具合がないかの確認は、リアカメラケーブル赤線をヒューズボックスやシガーソケット等の他の12Vプラス極に接触させることで行うことができます。
※本件は過去の実績でもほぼ100%、製品不良ではなく車両側の問題によるものとなっております。必ず上記の確認をお願いします。
※どうしても対応させたい場合は、ヒューズボックス等の電流の安定した箇所から電源供給のうえリレースイッチ等でリバース信号に連動させる方法があります。難しい処置のため、信頼のおける設置業者さまにご相談ください。

Q. リアカメラケーブル赤線を接続しましたが、駐車ガイドラインが表示されません
A. 設定の「駐車ガイドライン」がオンになっていることをご確認ください。また配線が正しく行われていることを再度ご確認ください。

上記が問題ない場合は、次のテストを行ってください。ミラーカム動作中に、リアカメラケーブル赤線をシガーソケットやヒューズボックス等の他の12Vプラス極に接続(接触)させてみてください。(つまり赤線に通電すると表示される仕組みです)

▼上記以外 

Q. しばらくすると画面が消えてしまいます。ボタンを押すと点灯します
A. 設定の「画面オフ時間」がオンになっていませんか?オンになっていると設定時間経過後に自動的にスクリーン表示がオフになります。(録画は継続しています)

Q. テレビ/ラジオにノイズが入るようになりました。ミラーカムの電源を切ると元に戻ります
A. 当製品はノイズ対策をしておりますが、状況によりそのようになる場合もあります。まずは下記の順で一つずつ本体から外していき、何が影響しているのかを特定してください。

1.リアカメラケーブル
2.GPSケーブル

    ノイズ発生源が特定できたら、それを手で持って位置を色々変えて、影響が出ない場所を探ってみてください。特に地デジ用アンテナ付近にフロントカメラやGPSを設置したりケーブルを通したりすると影響が出やすくなりますので、設置位置や経路を見直してください。
    また上記では変わらなかった場合、電源ケーブルが影響している可能性もあります。その場合は電源ケーブルの配線経路変更、電源取得先ヒューズの変更(テレビ、ラジオ用ヒューズとは別にする)をお試しください。

    Q. 起動時に日時が勝手に変わってしまいます
    A. 設定の「タイムゾーン設定」を日本時間のGMT+9:00 に合わせてください。

    Q. 駐車中の衝撃監視録画が1回しか録画できません。または10秒も録画できません。なお標準のシガーソケット電源ケーブルを使用しています
    A. 本体内のスーパーキャパシタが満充電されていない際はそのようになります。20分程度走行し、スーパーキャパシタを充電してください。多くの衝撃監視録画が必要な場合は別売のProパワーケーブルの使用をご検討ください。

    Q. ミラーが重みで下がってきてしまいます
    A. 土台となる既存室内ミラーは一般的に丸いヒンジ的なもので支えられており、経年劣化でゆるくなっている状態ですと、重みで勝手に下がってきてしまう場合があります。この場合はそのゆるみがある箇所に何か挟む、ブチルゴムで固める等で対策できます。当製品はデジタルミラーですので通常ミラーと違い頻繁な角度調整は必要なく、極端な話一度角度を決めたら完全に固定してしまっても特に問題はありません。

    Q. SDカードが使えません
    A. 設定の「SDカードフォーマット」を行ってください。新しいSDカードを使用する場合は、必ずミラーカム本体でフォーマットを行ってください。
     

    Q. 録画が自動開始しない、録画が途中で終了してしまうことがあります
    A. 録画の失敗は99%がSDカードに起因するものです。まず設定の「SDカードフォーマット」を行ってください。他社品のSDカード利用の場合は、付属の純正SDカードに戻してお試しください。それでも改善されない場合はSDカードを当社純正品の新品に交換してみてください(SDカードは消耗品で、1年程度での交換をおすすめしています。また市販品は書き込み速度が遅くエラーになる場合がありますので、必ずクラス10以上の高性能なSDカードを使用してください)。

    ▼Proパワーケーブル

    Q. 電源が⼊りません
    A. 電源ケーブルのインジケータが点灯していることを確認してください。点灯していない場合、接続しているヒューズとアース部が正しく通電していることを検電テスターでご確認ください。

    Q. タイムラプス録画が12時間/24時間まで行かずに止まってしまいます
    A. 車両のバッテリーの電圧低下でProパワーケーブルのバッテリー上がり対策機構が働き、途中で電源が切れている可能性があります。エンジンをかける前に電源ケーブルのLEDが「完全に消灯」していたら電圧低下で電源が切れています。通常は「ゆっくり点滅」しています。
    タイムラプス録画はそれなりに電力を必要とし、また駐車時は走行時よりも1V以上バッテリー電圧が下がるのが普通ですので、新品のバッテリーでもタイムラプス録画を頻繁に使用しますと保護電圧値を下回るようになることがあります。その状態でも24時間録画したいようでしたら、パワーケーブルの操作コンソールで一番下のL:11.8Vに保護電圧値を下げてみてください。ただし保護機構が働いているということはバッテリー充電量自体が減っているということですので、あまり無理をせず、タイムラプス使用後は必ずエンジンをかけて十分に充電をされることをおすすめいたします。なおバッテリーの寿命は一般的に2~3年程度、12.5Vを下回るとバッテリー交換の目安と言われています。

    ※充電状況に関わらずタイムラプス録画が5分程度で止まってしまう場合は電源ケーブル黄色線の接続先が常時電源ではなく、ACCオフ後数分経つと切れるタイプのACC電源である可能性があります。

    Q. エンジンを切ってもミラーカムの電源が切れません
    A. Proパワーケーブル赤線(ACC)接続先のヒューズが実際にACCオフと連動して即電源オフとなることを必ずテスターでご確認ください。ACCと記載されていても、ヒューズによってはエンジンオフから数分たたないと電源オフにならない箇所もあります(室内灯用など)。

    Q. 電源が運転中に切れてしまいます。電源ケーブルは黄色線だけをACCヒューズに接続し赤線は接続していません
    A. バッテリー電圧が低いために電源ケーブルのバッテリー上がり保護機構により電源が強制遮断されている可能性があります。赤線も別なACCヒューズに接続する、または赤線と黄色線を合流させて同じヒューズに接続してみてください。このようにするとバッテリー電圧が低くても電源強制遮断されなくなります。

    Q. 黄色の常時電源をつなげ、黒のアース線をつなげたら火花が出ました。通電していないはずなのにおかしくありませんか?
    A. 車のアースは家電のアースと異なり、電源のマイナス極そのものです。ですからヒューズ(+)とボディアース(ー)をつなげた瞬間に通電しますので、先にアース(-)をつなげてからヒューズにさすか、バッテリーを大元から外してから作業してください。車のアースについて詳しくはこちらのDIYラボさんの記事をご参照ください。

    それ以外のトラブルの場合、次の3点をお試しください。

    ・設定の「設定初期化」で設定を初期化(テスト的に初期値のままで運用)
    ・microSDカードのフォーマット(設定の「SDカードフォーマット」)
    ・リセット(電源が入った状態で、本体裏の「R」のマークが書かれた穴をピン等で突いてください)

     

    上記確認後も改善されない場合は、お問い合わせください。

      

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