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目次
ご使用前の注意
- microSDカードは2週間に1度を目安にフォーマットを行ってください。設定メニュー内の「メモリーカード>カードフォーマット」でフォーマットできます。 長期にわたりフォーマットを行わないと録画エラー等の誤動作が起きることがあります。
- 設置関連費用、使用上問題のない程度の本体のキズやスレ、改造やマニュアル記載以外のご利用法による動作不良は保証の対象外となります。ご了承ください。
- 他機種用のケーブルやカメラ等は使用できません。当製品は高輝度液晶使用のため発熱や消費電力が大きく、内部基盤やケーブル等をすべて作り直しており、旧製品の部品をつなげると電力不適合で壊れる可能性もあります。また仮に接続できても写らないまたは画質が大幅に劣化します。なお他製品の部品を流用して使用した場合は保証対象外となります。
免責事項について
お客さままたは第三者が、この製品のご使用、使用中に生じた故障、その他の不具合またはこの製品の使用によって受けられた損害については法令上の賠償責任が認められる場合を除き、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
内容物一覧
①ミラーカム3本体(32GBmicroSDカード挿入済)
②ゴムバンド(短)
③ゴムバンド(長)
④リアカメラ(1.5mケーブル付、車外用ブラケット同封)
⑤車内用ブラケット
⑥6mリアカメラケーブル(バックカメラ機能用赤線115cm付)
⑦フロントカメラ(両面テープ付)
⑧フロントカメラ用両面テープ(予備)
⑨フロントカメラ用1mケーブル
⑩内張り剥がし(2種)
⑪3.5mシガーソケット電源ケーブル(12~24V対応、出力5V/3.5A、タイプCプラグ)
⑫スクリーン拭き取りクロス
⑬保証書+オンラインマニュアル案内
▼GPS付のセットでは下記が付属します。
⑮GPS受信機(ケーブル長:1.9m)
設置
本ページではリアカメラを車内に設置する想定の設置手順をご説明します。まったく初めての方でも1時間くらいでできる作業です。
先に「リアカメラは車内と車外どちらがいいか?」をお読みいただき、車内設置と車外設置のそれぞれのメリットとデメリットを理解してから設置を行ってください。
まずは下記の設置動画をご覧頂き、全体の概要をつかんでください。
設置動画フルバージョン(5分38秒)
※本動画はミラーカム2用ですが、GPS設置以外の箇所はほぼ同様です
設置前の注意
- 当社では個別の設置作業に関するサポートはしておりません。自力で設置するのは無理と思われた方は 設置業者さんを探す をご参照ください。
- 各カメラは両面テープで貼り付けて設置しますが、付属の両面テープは強力で、いったん貼るとはがすのが大変です。最初はいったんビニールテープ等で仮止めし、実際の映像を見て向きや角度が問題ないことを確認してから両面テープで貼り付けることをおすすめします。(左右スワイプで2画面モードにするとカメラ全景が見え確認しやすいです)
1.本体にケーブルを配線
まず、ミラーカム本体にケーブルを配線します。下の本体裏面図を参照しプラグをそれぞれの位置にさしてください。MicroSDカードは納品時に本体挿入済です(SDカードを抜き差しする際は、本体を室内ミラーから外し、ケーブルプラグも外した状態で行ってください)。
各プラグは奥までしっかりと挿し込んでください。
2.設置前の動作確認
いったんこの時点でリアカメラの動作確認を行ってください。(ケーブル敷設後に動作不良が判明すると手間がムダになってしまいます)
リアカメラを6mリアカメラケーブルにつなげ、シガーソケット電源ケーブルを車のシガーソケットにつなげます。
車のエンジンをかけ、ミラーカム本体のスクリーンにリアカメラの映像が映れば確認終了です。
車のエンジンを切り、シガーソケット電源ケーブルを車のシガーソケットから外し、リアカメラも6mリアカメラケーブルから外してください。設置作業を再開します。
3.本体の設置
上図のように、既存室内ミラーに本体をかぶせるように設置します。本体の上下フック+付属のゴムバンドでくくりつけて固定します。
付属のゴムバンドは長短2種類入っていますので、適切な長さのバンドを利用してください。どうしても長さが不足する場合は、2種を結束バンド(100円ショップで買えます)等でつなげて使用してください。
ゴムバンドをくくりつけるミラーカム本体フックは上下に柔軟性があり、室内ミラーがミラーカム本体よりも多少縦に大きくても取付自体は問題なく行えます。
▲設置時横面:できるだけ室内ミラーとミラーカム本体の上辺の高さを合わせるようにしてください。ミラーカム本体が上部に出っ張ると、車種によってはミラーの角度調整がしにくくなります。
室内ミラーのステーが長くケーブルが目立ってしまう場合は、結束用ワイヤ(もともとケーブルを束ねてあった黒い針金状のもの)を使いケーブルを1本にまとめ、ステーの裏をはわせるようにして天井部まで持って行くときれいにケーブルを隠せます。
上図では←部分の裏側にケーブルを這わせ、後ろの黒いボックスにそのままケーブルを埋め込んでいます。このようにすると表側からはまったくケーブルが見えません。
4.リアカメラケーブル配線
次にリアカメラケーブルの配線です。下の動画をご覧ください。(1分43秒)
このように、指先と「内張りはがし」(映像中のオレンジ色のバールのような工具。本製品に同梱されています)でリアカメラケーブルを内装のすき間に埋め込んで隠すようにして配線します。
車種によってはしっかりと内張りをはがさないといけない場合もありますが、大多数の車では単にすき間に埋め込むだけできれいに配線できます(ただし埋め込みは丁寧に行ってください。雑に強引に押し込むと、ケーブル内部が断線する恐れがあります)。
ドアのゴムパッキン部は簡単にケーブルを埋め込めますので、ここをうまく使うと楽にきれいにケーブルを後部に持っていけます。パッキンを外さなくても、下図のようにパッキンの端にケーブルをはめ込むだけでも十分隠せます。
この要領でリアカメラケーブルを、リアガラス付近まで配線します。
補足
- オープンカー等の窓上部にケーブルを配線しにくい車両の場合は、同じ要領でドア下の内張り等にケーブルを埋め込んで後方まで配線してください。
蛇腹の処理
ハッチバック車などでリアガラスまでの経路に蛇腹ホースがある場合、無理にホースを通さなくても上写真のようにくくり付けるだけで、ほとんどの場合は問題ありません。ケーブルを束ねていた黒ワイヤを使って蛇腹ホースにケーブルをくくりつけます。
上写真ではパッキン部分にケーブルが乗っていますが、この箇所は通常は柔らかく沈み込み、また直接雨が当たる場所ではないため、ケーブル自体が圧迫されたり漏水の原因になることはまずありません。
念のためゆっくりとハッチバックを開閉させてみて、リアカメラケーブルが強く圧迫されるような所がないかどうかを確認してください。
5.リアカメラの設置
リアカメラは付属のブラケット+両面テープで貼り付けます。ブラケットは車内用と車外用の2種類がありますので注意してください。
ご注意:リアカメラはレンズ部に青い保護ビニールが貼られています。必ずはがしてお使いください。
5-1a. リアカメラの設置(車内)
車内用ブラケットは下図のように使用します。
車内ブラケットは上図の通り、ヒンジ部のみネジ止めします(上図の「ネジ止めしない」と書かれた箇所までネジ止めすると、リアカメラにブラケットを固定する両面テープが一部はがれて浮き上がりやすくなります)。
上図のようにリアカメラをリアガラスの適切な位置に、付属の両面テープで貼り付けます。
- リアカメラはリアガラスに直接貼り付けてください。リアダッシュボードや天井部等に付けるとリアガラスから距離が出るため内装が写り込み、安定した映像が得にくくなります。またシボ入の樹脂部などでは接着力が足りず脱落しやすくなります。(構造上どうしても天井部にしか付けられない場合は、天井部取付け用のステーの利用をおすすめします)
- 多くの場合はリアガラスの中央一番上辺りが適切です。リアワイパーがあればその範囲内にしましょう。
- 車種によってはガラスの熱線がどうしても写り込みますが、映像では熱線はボケて写るためさほど気になりません。また上下位置を適切に調整することで、写り込みをできるだけ減らすことはできます。
オープンカーの場合
車内ロールバーやリアシート裏面、左右シート間ウィンドブロッカー等への設置を検討してください。この場合、車外用ブラケットのほうが設置しやすいケースもあります。(参考:オープンカーの車内設置)
車内設置が難しい場合は車外設置を検討してください。
5-1b. リアカメラの設置(車外)
車外設置の場合は車外用ブラケットを使用して設置してください。リアカメラ本体はIPX7防水仕様です。
ハッチバック車(SUVやミニバン、コンパクト車等)の場合
多くのハッチバック車の場合はハッチバックのすき間からケーブルを通すことができ、簡単に車外設置が可能です。当製品ではリアカメラから直接生えるケーブルが1.5mと長いため、容易に車内に引き込めます。
ケーブルの経路に蛇腹ホースがある場合、無理にホースを通さなくても上写真のようにくくり付けるだけで、ほとんどの場合は問題ありません。ケーブルを束ねていた黒ワイヤを使って蛇腹ホースにケーブルをくくりつけます。
上写真ではパッキン部分にケーブルが乗っていますが、この箇所は通常は柔らかく沈み込み、また直接雨が当たる場所ではないため、ケーブル自体が圧迫されたり漏水の原因になることはまずありません。またハッチバックのすき間もほとんどの車種では十分ケーブルが通ります。
念のためゆっくりとハッチバックを開閉させてみて、リアカメラケーブルが強く圧迫されるような所がないかどうかを確認してください。特に結線プラグ部がはさまれることの無いよう注意してください。
ハッチバック以外の車(セダンやオープンカー等)で車外設置を行う場合
車外にケーブルを通すのは素人には難しいため、専門業者さんに依頼することをおすすめします。または車内設置を検討してください。
多くの場合はナンバー上しか選択肢はありませんが、可能ならできるだけ車体の高い位置に設置できないか相談してみてください。トランク上やルーフにカメラを上下反転させて設置する方法もあります(ミラー表示も設定で上下反転表示が可能です)。
車外設置の場合の注意
- ブラケットを使わず車体に直接貼り付けることもできますが、この場合は角度調整ができなくなります。結果としてカメラが明るい空を向くことで明るさ補正が入り映像が暗くなる等の問題が起きやすくなります。最適な画質を得るためには、できるだけ添付のブラケットを使い、角度調整可能な状態にしておくことをおすすめします。
- スポイラー下に設置の場合はリアワイパーに干渉しないことを確認してください。干渉する場合はカメラ位置を左右にずらし干渉しないよう変更してください(リアカメラ位置は多少左右に寄っても大きな問題はありません)。
5-2.リアカメラケーブルとの接続
リアカメラに生えている短ケーブルと、前項で後部まで配線したリアカメラケーブルをつなげます。コネクタは奥までしっかり差し込んでください。
注:リアカメラケーブルの赤い線は、駐車ガイドライン表示用です。後述する駐車ガイドライン表示が不要の方は配線不要です。詳しくは 駐車ガイドライン用赤線の配線 欄をご参照ください。
6.電源ケーブルの配線
※別売のGPSを設置する場合は、次項目のGPS受信機の設置(別売)も併せてご確認ください。
次にシガーソケット電源ケーブルの配線です。下の動画をご覧ください(1分6秒)
多くの車では天井部分に隙間があり、そこにケーブルを入れて配線できます。
続けてドアのゴムパッキンにリアカメラケーブルと同じ要領でケーブルを埋め込んでいきます。ダッシュボード下部まで持ってこれれば、あとはフロアシートの下に敷くかダッシュボード下部パーツに適当に埋め込んでシガーソケットの位置まで配線します。(ダッシュボード下部を通す場合、既存のケーブル類に結束バンド等で束ねて留めると垂れ防止になります)
補足
- 電源ケーブルの長さが足りない場合は、市販のシガーソケット延長ケーブルをお使いください。アマゾン等でご注文頂けます。USBプラグ側の線を延長すると電圧不足の原因になりますので、必ずシガーソケット側を延長してください。
- シガーソケットを使わずヒューズボックス等から電源を取りたい場合はヒューズボックス電源への接続をご参照ください。
- シガーソケット分配器も使用できますが、電圧が不足しミラーカムが起動できない等のトラブルが起きる場合があります。できるだけ分配器は使わず直挿しにし、それが難しいようであればヒューズボックス電源への接続を検討してください。
注意:ミラーカム本体の定格入力は5Vです。シガーソケット電源ケーブルで12V→5Vの降圧を行っていますので、アダプタを介さず車の12V電源を直接本体につなげると一瞬で壊れます。
7.GPS受信機の設置(別売)
GPSを使用する場合は、付属の電源ケーブルの代わりにGPS設置用の二股シガーソケット電源ケーブル(別売または同梱販売)を使用します。
二股シガーソケット電源ケーブルは、途中で分岐しそれぞれがGPSとシガーソケットにつながるようになっています。下図の通りGPS受信機のケーブルを二股分岐部のプラグに接続します。
GPS受信機はミラーカムのすぐ近くのフロントガラス上部か、電源ケーブルと同じ要領でダッシュボードまで配線した上で両面テープで貼り付けます。室内ミラー背面に貼り付けても受信できます。また表裏どちらの面でも受信可能です。
余ったケーブルは天井部等に隠してください。
※車の天井隙間が狭くて二股部が隠せない場合は、室内ミラー背部に束ねてゴムバンドで留めて隠すことをおすすめします。
※GPSは電波なので、直接太陽光が当たらないような場所でもある程度受信可能です。薄い樹脂程度でしたら貫通します(金属は通しません)。このためAピラー内またはダッシュボード内に隠してもある程度受信可能です(カーナビと異なりある程度受信精度が下がっても実用上大きな問題がないため)。ただしこの場合は設置時に問題なく受信できていることを必ずご確認ください。
8.フロントカメラの設置
フロントカメラを添付の両面テープで車のフロントガラスの適切な位置に貼り付けます。ミラー裏等の運転の邪魔にならない位置がおすすめです。
この際、フロントカメラの上下を間違えないようにしてください。(プラグは運転席から見てフロントカメラの左側になります)
本体に接続済のフロントカメラケーブルとフロントカメラをつなげます。ケーブルの余った部分は車の天井部分に隠し、そのまま下に落としてフロントカメラとつなげるときれいに配線できます。あるいはケーブルを束ねて室内ミラー背面のゴムバンドに挟み込んで隠してください。
※フロントカメラはレンズ部に青い保護ビニールが貼られています。必ずはがしてお使いください。またフロントカメラ本体の左右にも透明保護ビニールが貼られていますが、こちらは美観の問題を除けば特にはがす必要はありません。
設置後はフロントカメラ右側を回して上下角度調整を行います。信号と路面の両方が写りやすい真正面向きがおすすめです。次項も参照してください。
9.リアカメラの角度調整
最後にリアカメラの細かな角度調整を行います。エンジンをかけ、カメラ映像をスクリーンに表示させてください。
次に左右スワイプで2分割画面を出し※、カメラが上向きすぎ、下向きすぎになっていないかを確認してください。内装ができるだけカメラ視野内に入らないように、後続車がカメラ映像の上下中央付近に来るように角度調整しましょう。
※2分割画面では上下も含めたカメラ全景が写りますので、カメラの上下角度が適切かを判断しやすいためです。リアカメラだけの画面では視野の上下が切り取られて表示されています。
✕ 悪い設置の例1
上記ではカメラが下を向きすぎ、内装が写り込んでしまっています。この状態ですとカメラが明るさやコントラストを適切に調整できません。
✕悪い設置の例2
カメラが上を向きすぎ、空や太陽が大写しになっています。この状態ではカメラが露出を絞るため全体的に暗めの映像になってしまいます。
〇良い設置の例
上記ではカメラ視野内に内装がまったく写り込んでいないため、明るさ補正が適切に行われます。後続車も上下中央付近に来ており歪みが少ないリア映像になります。
上下角度が決まったら、使用時に角度が変わらないようにブラケットのネジをしっかり締めてください。
- ブラケットが緩む、振動で映像がブレる等の場合は防振用のブチルテープが効果的です。適切な大きさに切り粘土のようにこね、ブラケットとカメラとの間に押し込んで貼ると振動が抑えられます。
以上で設置作業は完了です。
その他の注意点
- リアカメラケーブルが余って隠したい場合は、内装奥に入れ込んでください。特に気にならなければリアダッシュボードに束ねて置いておいても問題ありません。
- 一度内装に埋め込んだケーブルを再度引き出す必要がある際は、ゆっくり丁寧に(必要に応じ内張りはがしも使用し)行ってください。強引にひっぱり出すとケーブル内部が断線するおそれがあります。
- リアカメラやフロントカメラをガラスからはがす必要がある際は、添付の内張りはがしをヘラのように使い、ゆっくり丁寧にはがしてください。強引にはがすとブラケットが変形して再利用できなくなったり、両面テープの粘着剤がガラスに残ってしまう場合があります。(ガラスに残った粘着剤はアルコール除菌シート等で湿らせながら拭き続けると時間はかかりますが取れます)
駐車ガイドライン用赤線の配線
※この作業は必須ではありません。
※当機能を使用しない場合は、当機能用の「リアカメラケーブル赤線部」は切ってしまっても問題ありません。その場合は芯線をビニールテープで絶縁してください。
リアカメラケーブルの赤線を後退灯(ギアをリバースに入れた場合に点灯するライト)の線に接続することで、後退時に駐車ガイドラインを自動的に表示させることができます。
またその際のリアカメラ画角は通常時とは別に設定できますので、通常時は真後ろを映し、後退時は自動的にリアカメラの下部の映像を表示させて駐車を行いやすくすることができます。
- 最近の車はバックカメラ装備が必須になっていますので、それらの車両では当機能は不要です。
- 当機能を使わなくても、都度指でスクリーン上下スライドまたは左右スワイプで2画面表示させれば下部の映像を任意に表示させられます。
- 多少の技術、知識が必要になりますので、下記を読んで理解できない場合は当配線は行わない、または専門業者さまにご依頼ください。
配線方法
- リアカメラケーブルの赤線(芯線直径0.5mm、+極)を後退灯のプラス線(リバース時にのみ+が流れるもの。必ずテスターで検証してください)に合流させます。
- 作業完了後に必ずギアをリバースにした際に駐車ガイドラインが正しく表示されることを確認してください。
- 駐車ガイドライン表示時にスクリーンを上下スライドさせることで、駐車ガイドライン表示時の上下表示位置を通常時とは別に設定することができます。下向きに設定すれば、リバース時のみ下方向を自動的に向くように表示できます。
ご注意:
- ごくまれに後退灯プラス極の電流が低い、または間欠的に電流が流れる等で当機能が正常に使えない車両があります(ガイドライン表示と通常カメラ表示がパカパカと交互に表示される等の症状が起きます)。この場合、当製品側での対応は難しいため、赤線の接続を外してお使いください。
それでもどうしても対応させたい場合は、別系統の電源からリレースイッチ等で行うことも可能ですが、その場合はプロの設置業者様にご依頼ください。当社ではサポートできませんが、ようは赤線にバッテリーの12/24V+が入力されれば表示されます。シガーソケットやヒューズボックスのプラス極に赤線を接触させる等で簡単にテストできます。 - 間違えて後退灯ではなくテールランプにつなげないようにご注意ください。テールランプにつなげてしまった場合はエンジン始動後すぐに(リバースに入れなくても)駐車ガイドライン線が表示されてしまいます。
使用前の準備
時計の設定(GPS不使用の場合)
別売のGPSを接続していない場合は、使用前に時刻を合わせてください。(GPS使用時は自動的に時刻設定されますのでこの作業は不要です)
設定の[日時設定]>[GPSは自動的に時間を調整します]をオフにし下の[日時設定]をタッチすると上画面が出ます。
年月日時分秒の設定したい項目をタッチするとその箇所が緑から黄色に変わり、画面を上下スライドさせると値が変更できます。
変更完了後に[OK]をタッチすると右上の日時表示が更新され、時計の設定は完了です。
写り込みのないよう角度調整
使用前にスクリーンを上下に傾けて、写り込みのない角度に調整してください。(この際ミラーカム本体に強い力をかけないで、土台の室内ミラー側を持って調整するようにしてください。ほとんどの既存室内ミラーには下に角度切替レバーがありますので、それも角度調整に利用できます)
通常の室内ミラーと同様にミラースクリーンを真後ろに向けてしまうと、後部からの写り込みで非常に見にくくなります。
スクリーンはやや上、または下に向け、外光が直接写らない角度に調整してください。また左右の角度も運転席から見やすいよう調整してください。液晶スクリーンの特性上、見る人の方向に向けたほうが明るさもコントラストもより良くなります。
どうしても写り込みが気になる場合は別売の反射防止シートをご利用ください。
表示位置の上下調整
スクリーンを指先で上下スライドさせることで、上下の表示位置を調整できます。
いったん調整した上下位置は記憶され、次回使用時にも同じ位置で表示されます。
※もともとカメラ自体は上下にも広角に撮影を行っており、スクリーンが縦に短いため画面上下をトリミングして表示しています。このため上下表示位置の設定は、実際の撮影映像には影響を及ぼしません。
画面表示とボタン
※画面表示やレイアウトは、ファームウエアのバージョンにより変更になる場合があります。
下アイコン表示
画面のどこかをタップすると下アイコンが表示されます。
- ①設定メニュー (いったん録画を止める必要があります)
- ②再生メニュー (いったん録画を止める必要があります)
- ③録画:タップで録画、録画中止を切替(起動時は自動的に録画開始されます)
- ④カメラ前後切り替え:タップで後、前、2画面同時表示を切り替えます
- ⑤写真:現在カメラが映している映像を写真として保存
- ⑥上書き保護録画:タップするとアイコンが●黄色表示になり、上書き保護録画になります(1分間)
- ⑦ズーム:タップでズーム表示、通常表示を切り替えます。ズームは設定「後カメラズーム設定」であらかじめ設定されたズーム率で表示されます。
右下小アイコン表示⑩
左から SDカード有無、録音有無、サウンド有無
※当項目は設定により表示アイコンの有無が変わります。
左上⑨
- 赤丸表示時:通常録画中
- 黄丸表示時:上書き保護録画中
数字は録画時間です。録画時間は設定により1~5分でローテーションされています。
右上⑧
時間、年月日、曜日
中央上⑪
画面をタップすると輝度調整バーが表示されます。右側の太陽マークをタップで自動<>手動を切り替えます。
- グレー表示(右側太陽マークが「A」):自動輝度調整
- 白表示(右側太陽マークが「M」):手動輝度調整。スライドバーで輝度調整できます。
本体下ボタン
短押し:画面消灯し全面ミラーに。録画は継続しています。再度短押しで再点灯。
長押し:電源オフ。NEOTOKYOロゴが出てシャットダウンされ、録画も終了されます。再度長押しで再起動します。
※通常使用ではこの長押しで電源オフする必要はありません。エンジンオフでシガーソケットへの通電が切れ同時にミラーカムも電源オフになります。
設定メニュー
- 設定メニューに入るには先に録画を止める必要があります。本体下アイコン左から3番めの■をタップし録画を止め、次に一番左の歯車アイコンをタップすると設定メニューに入れます。
- 当製品は、特に設定を行わなくても使用可能です。初期状態で、一般的なご利用方法で最適と思われる設定になっています。
- 設定内容の意味が理解できない場合は設定を変更しないでください。もし設定がおかしくなったと思われる場合は、「工場出荷時設定に戻す」で工場出荷時の元の設定に戻してください。
- ファームウェアバージョン:V1.4.0.20240730 (ファームウエア更新)
SDカード容量 >
- SDカードフォーマット:SDカードのフォーマットを行います(録画データはすべて削除されます)
ループ録画設定:(1/3/5分)指定した長さで録画ファイルが分割記録されます(→ ドラレコの録画が分単位で別ファイルになっている理由)各録画ファイルの時間
録音:音声記録のオン/オフ
GPS表示:画面左下GPS接続時の速度、方向の表示のオンオフ ※GPSは別売です
衝撃センサー感度(運転中):運転時の衝撃検知センサーの感度設定。作動中に衝撃を検知すると上書き保護録画モードになり、画面左上の●が黄色になります。オフ/低/中/高。
※試すために本体を叩いたりすると故障の原因になりますのでおやめください
言語設定:当製品での使用言語を選択
日時設定:日付と時刻を設定します
- GPSは自動的に時間を調節します:GPS接続時にはオンにしてください。GPSから時刻情報を自動取得します ※GPSは別売です
- 日時設定:日付と時刻を設定します
- 24時間制:時計表示を24/12時間表示切替
- 日時表示:時計表示オン/オフ切替
リアカメラズーム設定:ズームボタンを押した際のリアカメラのズーム率を設定します。+で拡大、ーで縮小。設定完了後は左上の[<]をタッチして元の画面に戻ります
ディスプレイ表示設定:「自動消灯」にするとスクリーン表示が1分後に消灯します。録画動作は継続しています
自動輝度調整:
- 自動輝度調整:画面輝度の自動調整オンオフ
- 輝度センサー感度:低/中/高
音量:本体スピーカー音量の調節(オフ/低/中/高)
オートフォーマット:オンにすると毎月初のミラーカム起動時にのみ自動的にSDカードのフォーマットを行います。
※フォーマット時には都度確認のダイアログが出ますので、そこでキャンセルすればフォーマットされません。
※フォーマットを行わなくても32GBで約3時間程度で一回りしてその後は順に上書きされますので、オートフォーマットを行わないメリットはあまりありません。特に理由がなければオンのままで運用してください。
参照:ドラレコで定期的なSDカードのフォーマットが必要な理由
GPS情報:GPS衛星の受信状況を表示。正常な受信状態では緑のバーが何本か立っています
速度単位:km/h、mp/h切り替え
初期画面表示:起動時に表示するカメラ画面を指定します(前/後/前後)
リアカメラ上下反転:リアカメラ上下(天地)反転表示の切り替え
リヤカメラ鏡像:リアカメラ鏡像/正像の切り替え
駐車ガイドライン表示:オンで駐車ガイドライン表示
アイコン表示:オフにすると右下アイコンを表示しない
工場出荷設定に戻す:設定を工場出荷時の状態に初期化
本機について:ファームウエアのバージョン等の情報を表示
製品マニュアル:当マニュアルページにアクセスできるQRコードを表示
再生メニュー
※再生メニューに入るには先に録画を止める必要があります。本体下アイコン左から3番めの■をタップし録画を止め、次に左から2番目の再生メニューアイコンをタップすると再生メニューに入れます。
- ①通常録画
- ②上書き保護録画(衝撃検知録画もここに入ります)
- ③写真
-
④フロントカメラ<>リアカメラ切替
初期表示ではフロントカメラのファイルが一覧表示されています。当アイコンをタップすることでフロントカメラ<>リアカメラの録画映像に切り替わります。 - ⑤ファイル全選択<>解除
- ⑥ファイル削除
-
⑦ファイルリスト
ファイル名は[録画開始された日時+F/R]になっています。各ファイルは時系列に新しいものから並んでいます。ファイル一覧を指先でスクロールさせ、ファイル名をタップするとその録画内容が再生されます。 - ⑧戻るボタン
-
⑨上書き禁止<>解除
(タップすると再生中のファイルが上書き禁止となり②上書き禁止フォルダに移ります。②上書き禁止フォルダで再生中にタップすると上書き禁止が解除され①通常録画フォルダに移ります。
※別フォルダに移るため表示中のファイル一覧からは消えてしまったように見えますのでご注意ください
上書き保護録画について
衝撃検知または任意の上書き禁止を行った録画ファイルは、全記憶領域の約20%の「上書き禁止ファイル領域」に移動し保存されます。
この「上書き禁止ファイル領域」は通常の録画ファイルとは別に管理され、通常録画ファイルが一杯になっても削除されず残ります。ただし「上書き禁止ファイル領域」が一杯になると古いファイルから順に削除され新しいファイルに上書きされていきます。
ですから通常はあまり気を使う必要はありませんが、どうしても残しておきたいファイルはその時点でSDカードを取り出し、PC等にバックアップされることをおすすめします。
なお上記の「上書き禁止ファイル領域」もSDカードのフォーマットにより初期化(削除)されますのでご注意ください。
パソコンでの動画再生
新たにソフトをインストールしなくてもTS形式に対応した動画閲覧ソフト(Windowsメディアプレイヤー、QuickTime等)で再生できます。
GPS情報を連動させて動画を確認したい場合は、下記からそれぞれのパソコンでGPSプレイヤーソフトをダウンロード/インストールしてください。ダウンロードファイルは.zip形式で圧縮されており、いったん解凍が必要です。
※パソコン上で動画再生を行う場合、microSDカードをUSBアダプタ経由で接続していると転送速度が遅く、再生がスムーズに行われない場合があります。その場合はSDカードのデータをいったんパソコンのディスクにコピーしてから再生してみてください。
トラブルシューティング
▼電源関連
Q. 電源が入りません
A. まずシガーソケットプラグ上に緑色ランプが点灯していることをご確認ください。点灯していなければ通電していません。シガーソケット部とミラーカムとの接続部プラグを何度か抜き差しして接触をご確認ください。また車側のシガーソケットのヒューズが切れている可能性もありますので、別のシガーソケット接続製品があればそれで通電しているかご確認ください。
シガーソケット分配器を使っている場合は、電圧が不足する可能性があります。一度シガーソケット直で起動するかどうかご確認ください。
Q. シガーソケット電源ですが、エンジンを切ってもミラーカムの電源が切れません
A. 一部の輸入車等では、エンジンを切ってもシガーソケットが通電したままになります。この場合は都度シガーソケット電源プラグを抜くか、ヒューズボックスからの給電に変更することをおすすめします。(本体下のボタン長押しでもシャットダウンできますが、短押しでの画面消灯(録画は継続しています)と見た目上の区別がつきにくくバッテリーを消費してしまう可能性があるためおすすめしません)
Q. リアカメラが表示されなくなったり、勝手に再起動したりします。なお電源は別のUSBを使っています
A. 当製品添付のシガーソケットケーブルは出力が5V/3.5Aですが、通常のUSB規格は0.5-1A程度しかありません。電力が不足するため正常に動作いたしません。必ず製品添付のシガーソケットケーブルを使用してください。
Q. 本体が何度も再起動します。電源はGPS接続付シガーソケット電源ケーブルを使用しています。
A. ミラーカム3のGPS接続用シガーソケット電源ケーブル不具合について をご参照ください。
▼リアカメラ・フロントカメラ関連
Q. 「リアカメラに接続されていません」と出ます。リアカメラ映像が出ません
A. リアカメラケーブルの接続部の接触不良、またはシガーソケット電源の電圧不足の可能性があります。リアカメラケーブルのプラグ(ミラーカム本体側、リアカメラ側の両方)を一度抜き差しし、奥までしっかりささっていることをご確認ください。また同様に、シガーソケットケーブルの接続部も何度か抜き差しして接触をご確認ください。
Q. 映像が緑青っぽいです
A. カメラレンズに保護ビニールがついたままになっていないかご確認ください。
Q. 昼間にリアカメラの映像が暗い、または見にくいです
A. まずカメラレンズに保護ビニールがついたままになっていないかご確認ください。次に液晶スクリーンに写り込みのないよう角度調整を適切に行ってください。液晶スクリーンの輝度が最大になっていることもご確認ください。
またリアカメラが上向きに設置されていると明るい空に合わせて明度補正され映像全体は暗くなりがちになります。カメラをやや下向きにしてみてください。
Q. 夜にリアカメラの映像が暗いです。リアカメラは車内に設置しています
A. まずカメラレンズに保護ビニールがついたままになっていないかご確認ください。
車内設置の場合、リアガラスのスモークが濃かったり、リアガラスが強く寝ていると暗くなりがちです。スモークが濃い場合はカメラ部分のみスモークフィルムを切り取ることを検討してください。リアガラスについては リアカメラは車内と車外どちらがいいか? もご参照ください。
Q. 夜間、特に暗いところを走るとリアカメラ映像がざらつきます。リアカメラは車内に設置しています
A. リアカメラでは夜間にも明るめに見えるようセッティングを行っております。これはリアガラスはフロント側に比べスモーク色が入っており、また常にヘッドライトに照らされる前面と比べ所与環境的にもともと暗いことに対処するためです。ただしこの人工的な明度向上処理の代償として、どうしてもざらついた映像になる場合があります(夜間に撮影した写真をフォトレタッチソフト等で明るくしてみていただくと、同じようになるのがお分かりいただけると思います)。どうしても気になる場合はリアカメラの車外設置をお勧めします。
参考記事:スモークガラスの影響
Q. 夜に後車のヘッドライトの光などがボヤっと白く拡散したり、縦に大きく伸びて映ります
A. ガラス面の光の乱反射によるもので、リアガラスまたはリアカメラレンズが汚れている可能性があります。湿らせた清潔な布できれいに拭いてみてください(ただし車内設置の場合は完全になくすことはできません。どうしても気になる場合は車外設置をご検討ください)。
車外設置の場合はリアカメラのレンズに細かな傷がついている可能性があります。レンズ表面を触ってつるつるしておらず「ギシッ」とする感触であれば傷がついています。その場合は根本的な解決はカメラ交換しかありませんが、レンズ表面にガラスコーディング剤を塗ることで改善される場合もあります。
Q. リアカメラの映像がゆっくりゆらゆら揺れます
A. リアカメラが設置されている土台がやわらかい素材(樹脂やファブリック等)の場合や、ブラケットの使用方法が間違っていて剛性が不足する場合に起きます。実際の揺れはもっと高速なビリ付きですが、カメラのフレームレートとの兼ね合いで動画で見た場合はこのようなゆっくりした揺れに映ります。マニュアルの該当箇所を確認し、ブラケットを正しく使用してリアガラスのような硬い土台に直接貼り付けてください。
- ブラケットが緩む、振動で映像がブレる等の場合は防振用のブチルテープが効果的です。適切な大きさに切り粘土のようにこね、ブラケットとカメラとの間に押し込んで貼ると振動が抑えられます。
Q. 設定した上下画角やズーム設定が、電源を入れるたびにもとに戻ってしまいます
A. 設定の「SDカードフォーマット」を行ってみてください。上下画角やズームの設定はSDカード内に記録されているため、SDカードを入れていなかったり正しくフォーマットされていないと設定が保存されません。
Q. リアワイパーが無いまたは車外設置で、雨天時に水滴が付いて見にくくなります
A. リアガラスまたはリアカメラレンズにガラコ等のガラスコーディング剤を塗ると大きく改善できます。レンズには特にバックカメラ用のコート剤が有効です。
▼駐車ガイドライン表示
Q. 駐車ガイドライン用の赤線の長さが足りません
A. 12Vが通電可能な適切なリード線で延長してください。同じ芯線直径0.5mmのケーブルをおすすめいたします。
Q. 駐車ガイドライン表示時に画面が自動的に下を向きません
A. 駐車ガイドラインが表示されている時に、上下スライドで任意の位置に設定してください。設定内容は記憶されます。
Q. 後退時にガイドライン表示と通常カメラ表示がパカパカと交互に表示されます
A. リアカメラケーブル赤線の結線を再度よくご確認頂き、テスターでリバース信号が確実に来ていることをご確認ください。まれに車両の状況により後退灯部の電圧または電流が低い、または間欠的にしか電流が流れないことにより当現象が起きる場合があり、その場合は製品側では対応できません※ので、リアカメラケーブル赤線を外してご利用ください。製品側に不具合がないかの確認は、リアカメラケーブル赤線をヒューズボックスやシガーソケット等の他の12Vプラス極に接触させることで行うことができます。
※本件は過去の実績でもほぼ100%、製品不良ではなく車両側の問題によるものとなっております。必ず上記の確認をお願いします。
※どうしても対応させたい場合は、ヒューズボックス等の電流の安定した箇所から電源供給のうえリレースイッチ等でリバース信号に連動させる方法があります。難しい処置のため、信頼のおける設置業者さまにご相談ください。
Q. リアカメラケーブル赤線を接続しましたが、駐車ガイドラインが表示されません
A. 設定の「駐車ガイドライン表示」がオンになっていることをご確認ください。また配線が正しく行われていることを再度ご確認ください。
上記が問題ない場合は、次のテストを行ってください。ミラーカム動作中に、リアカメラケーブル赤線をシガーソケットやヒューズボックス等の他の12Vプラス極に接続(接触)させてみてください。(つまり赤線に通電すると表示される仕組みです)
▼上記以外
Q. しばらくすると画面が消えてしまいます。ボタンを押すと点灯します
A. 設定の「ディスプレイ表示設定」が「自動消灯」になっていませんか?その場合は設定時間経過後に自動的にスクリーン表示がオフになります。(録画は継続しています)
Q. テレビ/ラジオにノイズが入るようになりました。ミラーカムの電源を切ると元に戻ります
A. 当製品はノイズ対策をしておりますが、状況によりそのようになる場合もあります。まずは下記の順で一つずつ本体から外していき、何が影響しているのかを特定してください。
1.リアカメラケーブル
2.フロントカメラケーブル
3.GPSケーブル
ノイズ発生源が特定できたら、それを手で持って位置を色々変えて、影響が出ない場所を探ってみてください。特に地デジ用アンテナ付近にフロントカメラやGPSを設置したりケーブルを通したりすると影響が出やすくなりますので、設置位置や経路を見直してください。
また上記では変わらなかった場合、電源ケーブルが影響している可能性もあります。その場合は電源ケーブルの配線経路変更、電源取得先ヒューズの変更(テレビ、ラジオ用ヒューズとは別にする)をお試しください。
Q. 起動時に日時が勝手に変わってしまいます
A. 当製品を2週間以上使用しなかった場合は、時計用電池の充電が切れ日時が初期化されてしまう場合があります。その場合は再度日時設定を行ってください。
Q. ミラーが重みで下がってきてしまいます
A. 土台となる既存室内ミラーは一般的に丸いヒンジ的なもので支えられており、経年劣化でゆるくなっている状態ですと、重みで勝手に下がってきてしまう場合があります。この場合はそのゆるみがある箇所に何か挟む、ブチルゴムで固める等で対策できます。当製品はデジタルミラーですので通常ミラーと違い頻繁な角度調整は必要なく、極端な話一度角度を決めたら完全に固定してしまっても特に問題はありません。
Q. SDカードが使えません
A. 設定の「SDカード容量」 >「SDカードフォーマット」を行ってください。新しいSDカードを使用する場合は、必ずミラーカム本体でフォーマットを行ってください。
Q. 録画が自動開始しない、録画が途中で終了してしまうことがあります
A. 録画の失敗は99%がSDカードに起因するものです。まず設定の「SDカードフォーマット」を行ってください。他社品のSDカード利用の場合は、付属の純正SDカードに戻してお試しください。それでも改善されない場合はSDカードを当社純正品の新品に交換してみてください(SDカードは消耗品で、1年程度での交換をおすすめしています。また市販品は書き込み速度が遅くエラーになる場合がありますので、必ずクラス10以上の高性能なSDカードを使用してください)。
Q. 夜間に後ろに車が来ると急に画面が明るくなることがあります
A. 後車のヘッドライトで輝度調整センサーが反応するためです。後車が離れればまた暗くなりますが、気になる場合は輝度調整の太陽マークをタップして手動輝度調整モードにし、適切な明るさにしてお使いください。
Q. 暑い時に右下に赤い三角のアイコンが出ます
A. 高温警告マークです。本体が熱くなるとこのマークを表示し、故障予防のために動作をスローダウンさせます。スマホでも同様の機能がありますが、同じような仕組みです。なお本体動作限界(~75度)を超えるような暑さの場合は自動的に機器の動作を停止します。
Q. 本体部がかなり熱くなります
A. 当製品は高輝度液晶採用のために液晶部分が他製品よりやや熱くなりますが、使用上それ自体は特に問題はありません。ちなみに60度以上になると高温警告マークが出て動作速度を落とし、75度以上になると動作を停止します。つまり問題なく動作しているようでしたらこれ以下の温度ということです。そもそも熱くなりすぎれば内蔵のCPU自体が動作できません。また本製品はバッテリー等の発火する素材も内蔵されていませんので、それ自体で発火する等のおそれは基本的にありません。
それ以外のトラブルの場合、次の3点をお試しください。
・設定の「工場出荷設定に戻す」で設定を初期化(テスト的に初期値のままで運用)
・microSDカードのフォーマット(設定の「SDカード容量」>「SDカードフォーマット」)
・リセット(電源が入った状態で、本体裏の「R」のマークが書かれた穴をピン等で突いてください)
上記を確認後も改善されない場合は、お問い合わせください。